巨額の取引量を誇るユーロ

外国為替証拠金取引であるFXは、証拠金を担保としてFX会社に差し出して、自分の欲しい通貨を買い付けるという取引になります。その通貨の中で、世界全体での取引が最も多いものが米ドルであり、次に取引量が多い通貨が欧州通貨統合によって誕生したユーロです。

複数の国で取引されているユーロは、欧州中央銀行(ECB)と各国の中央銀行から構成される欧州中央銀行制度によって管理されています。各国の中央銀行は紙幣や硬貨の印刷流通を行いますが、欧州中央銀行だけは金融政策の策定をまかされています。

欧州中央銀行で決定された政策金利がユーロ圏全体の金利となるため、ユーロに投資する際には欧州中央銀行の金融政策などをチェックしておくのがよいでしょう。

現在、ユーロ/米ドルの取引が最も多く、ユーロは米ドルに次ぐ取引量第2位の通貨となっています。

それだけに、投資家が米ドルを買うときはユーロが売られ、米ドルを売る際にはユーロが買われることが多く、ユーロは米ドルと反対の動きをしやすくなります。ユーロは対円や対米ドルで下落するリスクはありますが、政策金利が米ドルにくらべて高いことに加え、情報も比較的多く得られるため、取引しやすい通貨といえます。